2018年03月22日
【パパ記事】今日からできる!魔の2歳児が素直になる3つの言い換え術
成長するにつけて可愛さを増すわが子ですが、どんどんやんちゃになり手に負えなくなってもいきます。イヤイヤがヒートアップして体罰や放置なんてことになるとお互いに最悪の気持ちになりますよね。子どもの心を動かす方法はやっぱり親のことば。言い方ひとつ変えるだけで、案外子供はスンナリと話を聞いてくれるものです。
「ダメ!」「やめて!」がダメ
毎日のように必ず言ってしまう「〇〇したらダメよ!」「〇〇するのやめて!」。
頭では言わない方がいいとわかっていても反射的に出てしまいます。
でも、「ダメ」と「やめて」が問題を改善することはありません。
子どもは反抗するか、終いには泣いてしまうだけだし、親としてもいい気持ちがしません。
長男の場合、単に主導権を握りたいだけなので「これできそう?」と興味の対象を変えるようにしています。
食事中お茶をこぼすと手でそれを「バチャバチャー」てやりませんか?こんなとき、布巾を渡して「これ拭ける?すごいねー」みたいな感じでやると得意げにやってくれます。
外出するとやっぱりあちこち触りたがります。「それ触ったらダメ!」といっても聞かないので、理由を説明するようにしています。
「その手をお口に入れたらお腹痛くなるよー。あとで一緒に洗おうね」と行ってあげると「お腹痛くなったらお医者さん」なんて言いながら素直に聞いてくれます。
やめて欲しいなら他のことをやってもらう。ダメなら理由を説明するとうまくいくことが多いです。
好きなモノに例えてみる
服を着せるときや、お出かけするときに言うことを聞いてくれないことがよくあります。
2歳半ともなってくるとこだわりもあって「あっちのにする!」といって聞かない。
それがパジャマだったり、真冬なのにめっちゃ薄い服だったりすると、そういうわけにはいきません。
これも「こっちにして!」といっても「イヤ!」と押し問答が続くだけです。
こんなとき、長男の場合は電車がとても好きなので「この服は〇〇の色だねー!カッコいいねー」なんていうと、わりとアッサリ着替えてくれます。
食事のときなんかは、いつも観ているテレビのキャラクターに活躍してもっています。
「しまじろう、ごはんのとき『ジー』っとしてたね」と引き合いに出していうと、真似をしたがるのでキャラクターも役立つもんだと思いました。
共感してあげる
僕の家では猫を2匹飼っています。当たり前ですが猫が思うように動かなくても怒ることはありません。
子どもだって最初は同じで「できない」ことが普通だったのに、親はいつの間にか「できること」を求めてしまいます。
まったくわからないルールをどんどん押し付けられる子どもの身になってみると、さぞかし息苦しい生活に違いありません。
一時期、長男を一時保育で預かってもらっていたことがありました。
当然行くのをイヤがりますし、朝起きたときから半ベソ状態。こっちも連れて行くのがつらかったです。
泣き叫ぶ長男が可哀想で「そやんなぁ、イヤやんな。ごめんな」と心からいうと、自分から玄関に向かって行くということがあって、こっちが泣けてきました。
自分の気持ちを理解してもらうために一生懸命抵抗していたんですね。子どもは「イヤ」ぐらいしかボキャブラリがまだありませんから。
それからは「そうだね。イヤやねぇ。」と、共感を示すことを心がけるようにしています。
時間と心の余裕を大切に
ウチの場合この3つを実践していると、ダダをこねて困り果てるということもないのですが、ひとつ肝心なことは親に余裕がないとムリとういことです。
よくあるのですが、子どものために行った場所でメチャクチャ叱ることになると、なんのこっちゃわかりません。
時間に余裕がないと心の余裕も奪われてしまうので、子どもとの行動はスケジュールをあまり立てないようにしています。
昔から三つ子の魂百まで言うように幼少期の親との関わり方は人格形成の上でとても重要です。
そういうわけで、最も忙しく子どもと接する機会が多いママの時間と心の余裕をいかにして作るかは、親族みんなで協力して取り組んでいます。
自分の幼少期を思い返すと叱り飛ばされた記憶がありません。まさに「親になってみてわかる親のありがたみ」。
子どもたちにもそう思ってもらえるよう修行の日々です。